■ ID | 159 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 病院付設焼却炉の機能評価と運転管理技術の高度化に関する研究 |
■ 著者 | 池口孝
国立環境研究所 田中勝 岡山大学 小野雄策 埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | 環境省廃棄物・リサイクル対策部廃棄物対策課 |
■ 出版年 | 2001 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第1回廃棄物処理科学研究シンポジウム、平成13年9月20日 |
■ 抄録・要旨 | 本研究は、病院での廃棄物焼却炉の実態を把握し、ダイオキシン類等の微量汚染物質の排出特性の観点から適正な小型焼却炉の機能や運転管理技術の知見を明らかにし、病院廃棄物の管理のあり方を提案するものである。感染性廃棄物や非感染性廃棄物を焼却し、燃焼温度を変え炉出口やボイラー出口等でガスなどの測定を行った。
その結果、塩化ビニール製品を多く含む感染性廃棄物の方が非感染性廃棄物よりダイオキシン類濃度が高くなる傾向にあり、炉出口よりボイラー出口の濃度が高かった。また、二次燃焼室の温度が860℃の場合、ガス中のPAHs濃度は炉出口・ボイラー出口とも感染性廃棄物に比べ非感染性廃棄物を焼却したほうが高濃度になる傾向にあった。ガス中の金属類では、医薬品やプラスチック由来の金属類が感染性廃棄物から多く検出された。 |
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